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『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』どこから見るか? 後編

 

まさかの『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』記事後編突入!

chiccinoblog.hatenablog.com

 前編に引き続き今回も映画『打ち上げ花火~』について思ったことあれこれ書いていきまーす!ブログでまとめるって難しいなあ

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シャフト、あるいは新房昭之という切り口から観る

前編では主に映画の周辺要素としての小説という切り口で見てみましたが、今回はアニメーションの側面で見てみましょう。

アニメファンであれば好き嫌いは別にして「シャフト」、「新房昭之」という文字をクレジットで見たことはあるでしょう。新房さんのWikipediaを見て頂ければその関わられてきた作品の数の多さが分かると思います。

新房昭之 - Wikipedia

新房さんの作品を一見するだけでも他のアニメ作品とは少し異なった画面構成だったり、独特な間合いやカットがあることは分かると思います。『打ち上げ花火~』でもそういった「シャフト色」の強いものが随所で見られます。シャフト作品のファンにとっては「あ、あのシーン別のシャフト作品にもあったな」とか気付ける部分が多いのでっそれだけでもアニメファンの方は是非見るべしです!!

シャフト作品で最も特徴的であるといったらやっぱり「シャフ度」でしょう。

シャフ度とは?↓

dic.nicovideo.jp

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割と自然なものから「いやいや関節www」みたいなものまで色々ありますが、新房さんはこの演出を意図的に何かしらの意味を込めて使っています。

今回の『打ち上げ花火~』でおそらく一番印象的な「シャフ度」はラストの海に飛び込んだなずなが海面に顔を出すところでしょうか。あそこの後ろにそらした頭とそれに合わせてなびく長い髪、そして飛び散る水しぶきがとても美しく幻想的でした。どこか既視感のある「シャフ度」だなと気付いたのですが、たぶん上の例にも挙げている「物語シリーズ」の戦場ヶ原ひたぎのそれだと思います。(あやふやですいません)

シャフト作品の隠れた共通点

先ほどの所謂「シャフト」の系譜的な部分で「シャフ度」よりも私が注目したいのはシャフト作品で出てくる「建物の構造」です。

シャフトが製作に関わっている作品の中で登場する建物、その中でもとりわけ「学校」の構造はとても特徴的で独特だと私は思います。一番分かりやすい例だと再三紹介しています「物語シリーズ」に出てくる「私立直江津高等学校」ではないでしょうか。

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こんなバカでかい螺旋階段とか駐輪場がある学校ありえないですが、シャフト作品ではこのような変態的な(褒め言葉)構造の建物が当たり前のように登場します。

『打ち上げ花火~』で登場する中学校も田舎の学校にしては設備とかすごく整っているし教室もデカい上に机の配置がなぜか窓に背中を向けるように置かれていたり不自然に感じた人もいたかもしれません。

極め付けは螺旋階段ですね。映画では何度もショットの切り替わりの間に螺旋階段が登場しますが、『化物語』を良く知ってい人であれば上の例の一枚目のショットとリンクしたのではないでしょうか?

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これは『魔法少女まどか☆マギカ』一話のまどかとほむらが学校の廊下で話しているシーンですが、馬鹿言っちゃいけねえ、これが廊下って、、、オシャレすぎるやん、、、

『打ち上げ花火~』の学校の窓もどこかオシャレで偉い建築家に設計してもらったかのような構造でしたよね。このような感じで「シャフト色」なるものを探してみると枚挙に暇がありません。

このような形でシャフトファンの目を釘付けにする仕掛けがいくつもあるという点から見てみるのも面白いのではないかと思います。

もちろん原作を観てみるのもアリ!

ここまで個人的にこの映画の面白いところを紹介しつつ「もっとみんな見てくれ!!」と強く思っているのですが、もちろん映画をより楽しむ基本として原作を映画を観る前に、あるいは観た後に触れてみるのもいいでしょう。

ドラマ『If もしも』は2017年9月現在オンライン配信等では見られないですが、ドラマを実写映画化した『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』はHuluビデオパスで観られるようです。

www.happyon.jp

私も観てみましたがアニメ版と設定にある程度違いがありますが、作品の空気感や雰囲気は近いものを感じました。もちろん映画単体として考えても細かい部分までこだわって制作されたのが伝わってくるいい作品でした。

まとめ

ここまで『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』についてつらつらと綴ってきましたが、私がブログを通じて言いたいことは

「なんでもいいから映画を観てみてください!!」

ということなんです。観てみてから面白い、つまらないということは全然構わないのですが先入観で観に行くのをためらってしまうのは非常に勿体ないです!

そんな熱い情熱で書いた記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。

ではでは!