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ホラー好きの私がガチで好きな映画『エスター』

どうもちまめです。

今回は和洋問わず有名なホラー映画はほぼ全て観たことがあると自負している私が「オススメのホラー映画は?」と聞かれて答えるジャウム・コレット=セラ監督の『エスター』について書きたいと思います。自分の好きな作品を紹介ついでに自己紹介的な感じにしたいと考えています。

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因みに作品のネタバレはあるのであしからず。

なぜホラー好きがハマるのか?

 数多くのホラー映画を観てきてあえて『エスター』を一番に挙げる理由はいくつかあります。そもそもホラー映画という映画ジャンルは古今東西様々なモチーフ、題材、テーマで作られており、一概に「どれが一番面白いか」「一番怖い映画とは何か」と決めつけるのが難しいところです。

しかし、『エスター』が私にとってとても印象に残ったひとつの理由はアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』との関係が挙げられます。『サイコ』という作品はホラー映画に限らずその後の多くの映画影響を与えた映画で、サスペンス映画の金字塔と言っても過言ではない作品です。『エスター』にはそんな『サイコ』へのリスペクトを感じられる部分がいくつかあります。

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個人的に一番印象的なのはアルコール中毒患者の主人公ケイトが夫に内緒で買ったワインを結局飲まずにシンクに流すシーンの排水口と赤いワインが映っているシーンと『サイコ』でのマリオンという女性がシャワー室で殺された直後シャワーの水と一緒に彼女の血液が排水口に流れていくというシーンがリンクしている点です。

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 この赤ワインが私にはどうしても血液のメタファーに思えてしまいます。必死に証拠隠滅をしようとしているところも含めてとても意味深なショットだと思います。

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白黒で分かりづらいですが、血が一緒に流れて排水口がクロースアップされています。因みにこのショットの排水口と次のショットのクロースアップされたマリオンの目のショットのモンタージュはとても有名ですね。

エスターは萌え

この映画の中心人物であるエスターという謎の少女、何度も観ているうちにクセになる雰囲気がある魅力的な人物であると私は思っています。このことを一緒に観た友人に言うと「女の趣味がどうかしてる」と一蹴されました。

確かに、裏がありそうな感じがして普通じゃ考えられないようなことを平然とやってしまうあたりなかなか近付き難い感じではありますが、逆にそこに彼女のキャラクターとしての魅力が隠れているんじゃないかと思います。(マジで)

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↑個人的に一番印象的な彼女の表情です。

この映画の核心部分であるエスターが発育障害で容姿が子供のまま大人になっているという仕掛けはこの映画がホラーであるかどうかという話に繋がります。これも先述の『サイコ』とも共通する部分でホラーの核心部分が科学的根拠に基づくものから生み出される作品は果たして幽霊や怪物が出てくるホラーと同一視出来るかと疑問に思うこともあるでしょう。(それで賛否両論出る代表作品として『ひぐらしのなく頃に』がありますね)

ただ、私が『エスター』や『サイコ』を観て思うのは「本当に恐ろしいのは幽霊でも怪物でも未確認生物でもなく普通の人間である」ということです。ホラーオタクを自称しているので様々な形のホラーを観てきましたが、このような身近なところから生じる恐怖が一番強烈なんじゃないでしょうか?

まとめ

今回はホラー映画『エスター』についてでしたが、どうでしょうか。この映画の魅力は伝わったでしょうか。とても不安ですが、観たことある方もない方もぜひ観てみてください。私が確認した範囲ですがネット配信ではプライムビデオとHuluがあります。レンタルビデオ店でもほぼ確実にあると思います。因みにパッケージ版ではアナザーエンドとして本編のifストーリーも収録されているのでそちらのほうも是非ご覧ください。

ではでは!